やっと映画版を観ましたよ。
7月に原作を読んでから3ヶ月。 何度も言いますが、原作を先に読みたいのです。 伊坂作品はそこを特に徹底したい。 そして、原作・・・本は、文庫本で読みたい。 そんなわけで、ここまでたどり着くのに随分かかりました。はい。 こないだテレビでやってたから観ようと思って、 けどオールスター感謝祭でアッキーナが疾走してるのに見とれてたら見逃した。 んでツタヤ行ってみたら旧作になってたんで、借りて観ることに。 うむ。良かったです。 かなり原作に忠実に出来てると思う。 セキュリティポッドのあたりがすっとばされてるせいで 後半になって説明のつかない人物が出てきちゃったりするけど 案外スルーできる。 とりあえず、よくできましたのハンコ3個くらいあげたい。 イメージ通りだったのは轟煙火の社長だなー。 柄本明もよかった。青柳父もいい味出してた。・・・オッサンばっかりだな カズとキルオはちょっと違ったかなー。 カズはもっとチャラいイメージ、キルオはもっとひょろくて青白い感じ。 欲を言うと香川照之は人間くさすぎた。 なんていうか、原作の重たい、戦慄感、息を詰めるような感じ、がちょっと弱かった気がする。 ストーリーを先に知ってるからそう感じたのかもしれないけど。 原作、大作やからね。二時間ちょっとにまとめるの大変やったと思う。 青柳は原作読んでるときから堺雅人だったからある意味ビタ 岩崎先輩も良かったなー、って思ったら渋川清彦ってフィッシュストーリーの人かぁ。 面白いですよ。重力ピエロの次にオススメできます。 ストーリー暗そうやな、って思ってる人は是非最後まで観てください。 #
by divastk
| 2011-10-12 12:50
| 嗜好
ぐっと、秋めいてきましたな。
気がつけば10月 2011年もあと3ヶ月 しえええええ なんだか心が忙しい。 自分ではどうにもならないことっていうのが必ずある。 ・・・日本人は良くも悪くも生真面目で 根性論で、なんでもかんでも頑張れで 苦労してこそ、だとか 困難に立ち向かえ、とか言ってしまって 自分にできることは他人にもできるはずだという無茶な論理を押し付けがちだけども どうやっても無理なことというのは絶対に存在する。 人間長く生きてれば 誰もがそんな困難や苦悩に直面する。 さてどうするか。 ごまかす。 うまくごまかしてやり過ごすのが一番の方法だと思っている。 他人に対してではない。自分を騙すのだ。 無駄な戦いを挑んで無駄なダメージを負うよりも のらりくらり、上手くかわしてうやむやにしてしまう。 とにかく、間違った選択を冒すことを避けるために。 大人にはたくさんの義務があるから。 余談だけども、 この国において、自殺に対する報道は適切ではない。 ニュースキャスターが 「このような悲劇が二度と起こらないように」なんてコメントするのも全く不適切だ。 自殺は美学ではない。 自ら命を絶つということが美談であるわけがない。 逃避でもないだろうけど、人間が社会生活を営む生物である限り、過ちである。 ハラキリもカミカゼも過去の伝説だ。 死ぬことで責任をとるというなら、死刑囚にはなぜ光が当たらないのか。 そこに泣ける話などない。あるのはただの喪失である。 #
by divastk
| 2011-10-03 16:09
| 耽想
ずっと行ってみたかったんです、五感北浜本館。
お米の純生ルーロで人気の洋菓子店。 百貨店にちょこちょこ入ってる五感ですが。 ティーサロンがあるのはこの本店だけのはず。 古い洋館を改装したお店で、 テレビでやってるの見たり、ウワサに聞いたりして、一度行ってみたかったのだ。 とか言って、外観とかまるっきり撮り忘れましたが。 外から見て、意外と大きくないなとか思いました。 もっと、どーん!みたいな佇まいのイメージやった。 何度か前通ってるはずなのに気付かなかったのはそういうことか。 入って一階が販売コーナー 吹き抜けになってて、二階が喫茶室 一階の奥が厨房になってて、全体が甘いバターの香り。 階段は、今出川の校舎を思い出しました。あんまり行ってないけど。 喫茶室は何部屋かに分かれてて、 うちらが通されたのは赤いソファーのある部屋 お花やらいろいろ調度品、洋館ってかお金持ちの友達の古い家に遊びに来た感じ さてケーキ でっかい銀のトレーにずらっと並べて持ってきてくれる中から うちは和栗のモンブランをチョイスしました。 秋だしね。 勿論美味しいのは言うまでもなし。 確かめなかったけど、ティーカップはおそらく 見覚えがあったのでリチャード・ジノリだと思う。 お友達のハーブティーはお花の柄のガラスのカップでした。 ランチセットもあるみたいです。 ウェイトレスの女の子が、部屋を出入りするごとにお辞儀をしてるのが メイドさんぽくて印象的でした。 だいぶ早めに13時くらいに行ったのでそんなに待たなかったけども お店出る頃には一階に喫茶待ちの列ができてました。 せっかくだからもうちょいゆっくりしたかったんやけど。 予約はしてないそうです。 お客さんはほとんど女子でした。 カップルも来てたけど、デートよりか女子のお茶会におすすめだなー。 #
by divastk
| 2011-09-27 13:14
| 日々
何度か書いてることですが、
私は、本の虫。 読み出すと止まらない。 気分転換に、何か読みたいなーと思って たまたま買った本。 辻村深月 『凍りのくじら』 けっこう目立つ感じで平積みされてました。 が、前情報は一切なし。 この作家さんもまるで知らない方。 なんとなくタイトルがいいなと思って買ったのです。 ・・・水の匂いのする言葉が好きなもので。 最初はぼちぼち読んでました。 そんなにぱっとしないかなー、なんて思いつつ。 が、三割過ぎたあたりから止まらなくなってしまった。 ていうか、三割以降は一晩で一気読みしてしまいました。笑 ミステリー小説のとこにあったんですよ。 いわゆる東野圭吾とかさ、流行りのミステリーのあたりにあったの。 だから、勝手にミステリーやと思いこんでたけど、 あれ?これってシリアスとか社会モノやったんか?って 思ったけど、 最後まで読んだら、ああなるほど、スコシ・フシギ(SF)なミステリー小説でした。 なんやそれ笑 ほんでね、、、 ミステリー云々はほっといて、私 終盤、ボロボロ大泣きしながら読んでたんですよ。 小説読んでこんだけ泣いたのってないわ・・・ 鼻ズビズビやりながら読破しました。 おそらく自分で思う以上に感情移入しやすかったんだと思う。 この作家さん、プロフィールによると同学年。 むむー、これは、割と、出逢ってしまったパターンかもしれない。 関係ないけど、メロンソーダってほんっと毒々しい色してるよね。。。 #
by divastk
| 2011-09-23 01:54
| 嗜好
嵐の迫る9/19 YAKATA de Voce
ご一緒くださった皆様ありがとうございました! セットリスト。 1st 1. When I fall in love 2. Autumn leaves 3. Love for sale 4. What's new 2nd 1. Softly, as in a morning sunrise 2. My foolish heart 3. Beautiful love 4. Over the rainbow 夜から雨とは知っていたけども、 さあそろそろ向かおうか、と家を出ると 叩きつけるような土砂降り。 必死でヤカタに辿り着いたら、スカートぐっしょり。 しかしまあ、そんな天候なんてお構いなく がっつり大いに歌わせて頂きました! こないだの水曜に続き寂しい店内でしたが そんなこともすっかり忘れて楽しんでしまった!笑 このメンバーでやるのは三回目やったかな。 村嶋さんにはフランの時もだいぶお世話になってるし、慣れたもので心強い。 そして玲子さんのピアノ! ほんま鳥肌立ちました。背中に当たる冷房のせいじゃなくて。 ぞわわわわーってなるから、そのゾクゾクに負けまいと必死になる。 なんていうかもう、凄いというか、鳥肌モノとしか形容の出来ない感動。 音楽っていうのは、 必然と偶然だと思ってます。 スキルと経験による必然性と、その時その場の偶然性。 うちはその、偶然性が好き。ライブの醍醐味ってそこだと思ってる。 逆に言うと、、、 どうして、一昨日のヤカタは満員御礼であってくれなかったのだろう。本気でそこが口惜しい。 あのWhat's newやSoftlyやrainbow、聴いて欲しい人がいっぱいいた。 今月はパカパカと二本ありましたが 次の予定は今のところございません。 でもマスターの言葉を信じれば年内には一本はあるはずなので 決まったら真剣に、真剣に、真っ剣に、プロモしようと思います! #
by divastk
| 2011-09-21 13:42
| 音楽
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